和菓子の宅急便
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定¥ 500
Wikipedia日本語版で編集活動を行っていた編集者が、その編集経験を生かしてピクシブで公開した四作品の加筆・修正・製本版です。 坂木司先生15周年記念として公式でマイナー作品(「ホリデー・イン」「肉小説集」「僕と先生」「何が困るかって」)文庫化ラッシュ・初版に掌編リレー小説「ホリデーが肉だと先生が困る」紙片の挿入(後、小説本編に全文掲載)の企画が組まれていました。 当方も同記念企画にあやかり、舞台の一つ喫茶「ロッキー」や洋菓子店「かとれあ」で主要作品(流石に全部は抽象表現の作品表現意図もありキャラとして確立している人物は限定されるので)キャラ全員集合、「幽☆遊☆白書」とのコラボ、現状のおさらい、各作品キャラとして相互認識合わせを思いました次第です。 (一部)世界観を共有と、全作品一貫して「謎の人(≒作者)」がコッソリ覗いているという創作方針があるなら、いつか、どこかで集まり(商業的事情を抜きにして)、その中で立ち位置が個別作品・人物尊重でこその真価と考えています。 楽しんで頂けましたら幸いです。 2022年4月17日、第四回文学フリマ広島(https://bunfree.net/event/hiroshima04/)にて『アンの回想』と500×2=1,000の二冊一組で部数1、売上1、完売しました。
仕様
ページ数 712(「本文」部のみ) サイズ A6(文庫) 文字数 約21万文字(本編以外含む)
収録内容
【和菓子の宅急便】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10820263 【人見五供】 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10617717
参加作品(坂木先生作品)
・「和菓子のアン」シリーズ ・「ひきこもり探偵」シリーズ ・「ホリデー」シリーズ ・「二葉と隼人の事件簿」シリーズ ・切れない糸 ・シンデレラ・ティース ・ホテルジューシー ・夜の光 ・大きな音が聞こえるか ・女子的生活 ・ジャグジー・トーク(アンソロジー小説「エール!」 2、書き下ろし) ・肉小説集(全編共通のお題のみ) ・鶏小説集(「トリとチキン」から世界観のみ) ・山の学校(雑誌連載終了、未刊)
参加作品(冨樫先生作品)
・幽☆遊☆白書
あらすじ
会社員「坂木司」は中学生活以来の幼馴染「鳥井真一」からの要望により喫茶「ロッキー」に向かった。到着後、坂木が理由を聞くと鳥井から皆で相談したい内容があるという返答だ。周囲の様子からは、まだ全員集まっていないようだ。しばらく待っていると続々と参加者が「ロッキー」に集ってきた。 全員が集合すると鳥井は相談内容を語り始めた。相談内容は東京百貨店「みつ屋」を訪れた浦飯幽助×雪村螢子コンビに相応しい和菓子の選定だ。 浦飯幽助×雪村螢子コンビに用意する和菓子選定会議が始まった。
登場人物(坂木先生作品)
顔出しや匂わせも含めれば他にも登場しますが、ここでは主要分に限定して紹介します。 【「和菓子のアン」シリーズ】 (「和菓子のアン」 「アンと青春」 「アンと愛情」) □梅本 杏子(うめもと きょうこ) みつ屋アルバイト。 高校卒業後、母親に背を押されフラリと立ち寄った東京百貨店デパ地下に存在する和菓子屋「みつ屋」での勤務を選ぶ。 名前の「杏」に因み同僚からは「アン」ちゃんと呼ばれている。 □桜井(さくらい) みつ屋アルバイト。元ヤンで既婚者。 沖田大和とは面識がある。 □立花 早太郎(たちばな そうたろう) 和菓子職人見習い兼みつ屋社員。 師匠たる職人から丁稚方向や研修の形でみつ屋に勤務している。 少女趣味な一面も持つ乙男。 □椿 はるか(つばき はるか) みつ屋店長。 経験に裏付けされた洞察力で顧客の意図を掴み適切な商品を提案する。 【「ひきこもり探偵」シリーズ】 (「青空の卵」 「仔羊の巣」 「動物園の鳥」) □鳥井 真一(とりい しんいち) フリーランス(プログラマ)。 家系や気性から高校卒業後、在宅勤務で生計を立てている。幼少時代を引きずった鋭い洞察力で謎を解決する。 坂木とは中学からの幼馴染であり頼り合う仲。 □坂木 司(さかき つかさ) その相棒。会社員。 大学卒業後、外資系の保険会社に勤務。27歳。 鳥井のような洞察力を持たない一方、彼に代わり駆けずり回った足で謎を拾い、鳥井に解決を持ち掛ける。 鳥井とは中学からの幼馴染であり頼り合う仲。 【切れない糸】 □新井 和也(あらい かずや) 大学生。「新井クリーニング」一人息子。 先代でもある父親の急逝によりクリーニング店「新井クリーニング」を継ぐ。 □沢田 直之(さわだ なおゆき) 大学生。その相棒。喫茶「ロッキー」のオーナー代理。 時々店を閉めて旅に出る旅人でもある。 【シンデレラ・ティース】 □叶 咲子(かのう さきこ) 大学生。 叔父の紹介で「品川デンタルクリニック」で受付を担当していた。 【ホテルジューシー】 □柿生 浩美(かきお ひろみ) 大学生。 沖縄の「ホテルジューシー」で受付を担当していた。 【「ホリデー」シリーズ】 (「ワーキング・ホリデー」 「ウィンター・ホリデー」 「ホリデー・イン」) □沖田 大和(おきた やまと) 不良時代に妻の気を惹こうとして起こしたバイク事故が元で妻に見限られ別居している元ヤン。 事故から復帰後に就いたホスト業で顧客に対して傷害事件を起こし退社。退社したホストクラブオーナーのツテで宅配便会社にアルバイトとして勤務。 □神保 進(じんぼ すすむ) 小学校高学年生。沖田大和の実子。 母方の姓「神保」を名乗る。 母親に培われた家事が得意な一方、クラスメイトからは「お母さん」とからかわれている。 【「二葉と隼人の事件簿」シリーズ】 (「先生と僕」 「僕と先生」) □伊藤 二葉(いとう ふたば) 大学生。 瀬川隼人の教師。 建前は瀬川の家庭教師で文字通りの教師。高尾圭司とは校内サークルの同期。 □瀬川 隼人(せがわ はやと) 中学生。伊藤二葉の教師。 ミステリに造詣があり様々な「宿題」を伊藤に課す「教師」。 【山の学校】 □高尾 圭司(たかお けいじ) 中学生(山の学校)~大学生(先生と僕)。 何でも知ってる物知りに因みクラスメイトから「テル」と呼ばれている。 伊藤二葉とは校内サークルの同期。 □劔 ミチル(つるぎ ミチル) 中学生(山の学校)~大学生(先生と僕)。 中学時代は自由な校風もあり一人ゴスロリ衣装を貫きクラスメイトからは距離を置かれていた。 【夜の光】 □中島 翠(なかじま みどり) コードネーム「ジョー」。高校生。 同級生の同「ブッチ」「ギィ」「ゲージ」と共に今日も「スパイ」に臨む。 【大きな音が聞こえるか】 □八田 泳(はった えい) 高校生。 スリルある波乗りを行うべくアルバイトに励み軍資金を作り「ポロロッカ」で知られる大波求めて単身ブラジルを目指した。 【ジャグジー・トーク】 □小西 沙也(こにし さや) 水泳のインストラクター。 【女子的生活】 □小川 幹生(おがわ みきお) アパレルメーカーに勤務。 未だ自身の根幹たる性別の信念すら揺らぐ自称トランスジェンダー。「NARUTO」に通じている。
登場人物(冨樫先生作品)
顔出しや匂わせも含めれば他にも登場しますが、ここでは主要分に限定して紹介します。 【幽☆遊☆白書】 □浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ) 中学一の不良。 交通事故に遭いそうな子供の身代わりに子供を庇って交通事故死。 死後の世界で予定外の事故だった事が判明、雪村螢子の手を借りるものの蘇生した。 様々な試練を乗り越え校内一の不良から魔界にある一国の王位を先代の王「雷禅」の逝去を口実として継承する。 王位継承後、魔界で対立国首脳の黄泉、軀(躯)と交渉。政争に依らない真っ向勝負で誰もが参加でき頂点を目指せる「魔界統一トーナメント」を企画。魔界で順位に依らない不動の地位を得る。 現在は雪村螢子との約束もあり人間界に戻り屋台のラーメン屋を営んでいる。 □雪村 螢子(ゆきむら けいこ) 浦飯幽助の幼馴染。才色兼備な典型的ヒロイン。 幼稚園の頃から悪ガキだった幽助の世話を焼いていた過去もあり幽助唯一の頭が上がらない相手。 作者冨樫先生からは「(出来すぎて、典型的で、クリエイターとして)面白くない、嫌いなキャラ」という趣旨で評価が悪い。 その一方、読者からは作品におけるヒロインポジションのキャラとして立ち位置を認知されている。
注意事項
・この物語はフィクションです。作中で挙げられた人物や用語は全て架空のものです。 ・BLではありません。 ・ラブコメでもありません。 ・表紙絵はフリー素材と死後70年経過によるパブリックドメイン(のフリー素材)画像で構成されています。 ・表紙絵は暫定措置です。随時募集中です。 ・ボランティア編者として読書・文芸業界末端で窓口を請け負っていた実体験も相成り辛口です。
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